この記事では、タイ移住にかかる生活費、必要な貯金額の内訳について紹介していきます◎
移住を検討するうえでは、避けられない費用の問題。
タイは日本より物価が安く魅力的なイメージがあるけど、実際どれくらい生活費がかかるのか不安になるところ・・・
実は、日本でかかる生活費と比べて家賃や電気代が高くなってしまうこともあるんです。
実際に住んでみないと分からない悩みや、タイでの生活イメージの違いについて詳しく紹介していきます。
知らないと後悔してしまうこともあるので、最後まで読んでくださいね。
そのほかにも、タイ移住にかかる費用や現地生活での支出などについて紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
タイ移住の生活費は実際いくらかかる?
タイだからこそ、かかってしまう生活費ってあるんですか?
日本と同じようなタイの生活を望むと、日本でかかる生活費以上のコストがかかってしまうことも!
どう収支のバランスを取るか考える必要があるよ。
今回は、以下の5つに分けて見ていきます!
タイ移住にかかる家賃
単身者向けと家族向けの、家賃相場の比較をしてみました!
対象 | 部屋のタイプ | 人気エリア | 郊外エリア |
単身者向け | ワンルーム、1LDK(20~45㎡) | 約70,000円~130,000円 | 約30,000円~70,000円 |
夫婦・家族向け | 2LDK(40~70㎡) | 約160,000円〜260,000円 | 約70,000円〜100,000円 |
表の中の人気エリアとして挙げられているのは、スクンビットエリアのことを指しています。
- 日本料理店がたくさんある
- 日本食材を扱うスーパーが近くにある
- 日本語が通じる病院がここにしかない(サンティベート病院)
- 日本人の先生がいる幼稚園・学習塾がある
このように単身者から家族まで、まるで日本にいるように安心して生活することができるのでとても人気なエリアです。
スクンビットエリアの家賃は、意外にも東京とあまり変わらない価格帯で驚いた!
同じくらいの家賃だったとしても東京よりも内装の豪華さ、プールやジムなどの施設の充実さ、生活面での利便性が高いから移住先でも快適に過ごせるんだよ◎
ちなみに…郊外は家賃は抑えられて助かるけど、安心して住める環境なのか気になる!
スクンビットエリアに比べるとローカル感が増すけど、近年開発が進んでいて生活に困らない、安心して住める注目エリアだから大丈夫!
タイの賃貸物件の家賃が安くなるのは、4月中旬〜8月が安くなりやすいので参考にしてくださいね。
タイ移住にかかる電気代
日本に比べると物価が安いから、光熱費なども安いのでは?と思われるかもしれません。
東京の電気代は約31円(1kw)なのに対して、タイは約16円〜20円(1ユニット)と電気代の単価はタイのほうが安いです。
ですが、家族構成やライフスタイルの問題でコストも大きく変わり、タイでの生活の方が高くなってしまうことも。
タイの電気代(日本円) | 東京都に住んでいる場合の電気代 | |
単身者用マンション | 約5,000円〜 | 約3,000円〜5,000円 |
家族用マンション | 約10,000円〜30,000円 | 約7,000円〜10,000円 |
日本での毎月の電気代に比べて高いのはなぜ?
タイは、高温多湿であり日本の7〜8月ごろの気温が1年中続いているから、エアコンが手放せず電気代が日本で住んでいるより高くなってしまうの!
思った以上に、電気代が高くなってしまう理由も分かって納得できた!
物件によってはタイの電力会社(MEA)からの請求に加えて、住居者に上乗せして電気代がかかってくることがありましたが、2018年5月から法改正で禁止されています。不正な請求がないかも確認しましょう!
タイ移住ではどの物件もオール電化が多いため、日本に比べて電気代が高くなることをおさえておきましょう。
電気を使わない生活は難しいものの、省エネ機能を活かして電気代を抑えられるので意識して家電を選ぶようにすることもポイントです。
価格(日本円) | |
洗濯機(縦型) | 約30,000〜40,000円 |
冷蔵庫 | 約37,000円〜40,000円 |
エアコン | 約70,000円 |
ガス代
タイには日本のようにガスを引いているところは少なく、基本的にオール電化の物件が多いです。
ガスを引いているところでも、日本のように都市ガスではなくプロパンガスを購入して生活しています。
プロパンガスは、1タンクあたり500バーツ(約2,000円)です。
これは日本と大きく変わらない料金です。
水道代
タイは、東京都での水道代に比べて安く、家族で1ヶ月使用しても約2,000円です。
家族で東京都での生活でかかる水道代は、約6,000円です。
タイ(日本円) | 日本 | |
単身者の生活でかかる電気代 | 約400円 | 約2,000円 |
家族の生活でかかる電気代 | 約2,000円 | 約6,000円 |
水道代は安いけど、水質とかどうなの?
水質については日本と比べると劣ってしまうので、浄水器をつける家庭が多いよ!浄水器のお値段は、約3,500円くらい。
家族での生活は、浄水器の値段も合わせると日本とあまり変わらなくなるんだね!
タイ移住にかかる食費
タイ移住にかかる食費ですが、1日3食の取り方によって食費が大きく変わってきます。
屋台などのタイ料理であれば1食あたりが50〜100バーツ(約200円〜400円)とリーズナブルな価格です。
毎日外食でも良いですが、日本に比べて食費は非常にリーズナブルなので平日は自炊、週末は外食スタイルをとっている人が多いです。
タイ料理に馴染みのない人はどうしたら良いんだろう?
日本料理店や日本の食材や調味料を扱うスーパーもたくさんあるので、上手く活用していくことをオススメします◎
タイ(日本円) | 東京都 | |
単身者 | 約30,000円〜50,000円 | 約40,000円 |
夫婦 | 約40,000円〜70,000円 | 約70,000円 |
家族 | 約70,000円〜100,000円 | 約90,000円 |
毎日の食事を日本のものにこだわっていると、日本と変わらない食費がかかってきてしまいます!
タイ移住に必要な貯金額やかかる費用の内訳
移住先での新しい生活をスタートさせるためには、生活費に加えて以下の費用が必要になってきます。
- ビザ申請費
- 渡航費
- パスポート
- ホテル滞在費(住居探しの期間)
- 引越し費用 など
そのほかにも、タイ移住での予想外の出費に備えるために、十分な貯金があると安心しますよね。
必要な貯金額やさまざまな費用の内訳がわかっていると、移住先での新しい生活がスムーズに始められます。
かかる費用の内訳を知っているだけでも、余裕をもって移住先での生活がスタートできそうだね!
タイ移住に必要な貯金額
タイ移住を考えたとき、実際いくら貯金額が必要になってくるのか解説していきます。
生活水準によって異なりますが、3人〜4人の家族の生活費は、約200,000円でも可能です。
日本と同じ生活を望む場合、約300,000円〜400,000円前後です。
移住後も、毎月の生活費や思わぬ出費に備えて最低500,000円〜1,000,000円程度の貯金額を用意しておきましょう。
その他にも子供の年齢によっては学費がかかってくるので、さらに約70,000円〜250,000円かかってくることを考慮して貯金額は多めに用意しておきましょう。
移住後の仕事が見つかっていたとしても、生活が安定してくるまでにまかなえる程度の貯金額があると安心!
その他にも住居の契約費や家具家電の購入も検討するのであれば、多めに用意しておくことが必要です。
タイ移住に向けて取得するビザの種類によっては、貯金額が必須になってくる場合もあるので注意!
安心して暮らすためにもまとまった貯金額を用意することが必要です。
50歳以上の人または定年退職者が利用できる長期滞在用のメントビザは、800,000バーツ以上の貯金額が必要になってきます。
ビザについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ確認してみてくださいね。
タイ移住にかかる費用
タイ移住にかかる費用には、まず必要になってくるビザ申請費、パスポートに加えて渡航費があげられます。
その他にも、すぐに居住地が見つからないことも考えて、ホテル滞在費が別途かかってきます。
費用(日本円) | |
ビザ申請費 | 就労ビザ:9,000円〜22,000円 学生ビザ:10,000円〜22,000円 |
渡航費 | 約30,000円〜60,000円 |
パスポート | 5年用:11,000円 10年用:16,000円 子ども用(12歳未満):6,000円 |
ホテル滞在費 | 1泊 約5,400円〜15,000円 |
引越し費用 | 135,000円 |
取得するビザの種類や渡航費用、住居が決まるまでのホテル滞在費など選択肢しだいで変動していきます。
ホテル滞在費は、どれくらいの日数の予算を用意する必要があるの?
一週間程度を目安に用意しておくと安心ですよ。5月以降から8月は、どの月も引越し件数が落ち着いているから、比較的に引越しがスムーズに進むよ!
タイ移住の生活費は選択次第で変わってくる
今回は、タイ移住の生活費はいくらくらいかかるのかについてや、必要な貯金額やかかる生活費の紹介をしてきました。
実際に必要な生活費を知ることで、現地のライフスタイルと収入にあった予算を立てる参考にしてもらえたのではないでしょうか。
タイは、物価は安いイメージなのに日本より生活費がかかってしまうことが分かった!
そうだね!タイ移住に必要な費用も含めて計画を立てていこうね
安心してタイ移住がスタートできるように、しっかりと貯蓄をしておくことも大切になります。
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