タイ移住のメリットデメリットとは?日本人が知っておきたい注意点紹介!

タイ移住のメリットデメリットとは?日本人が知っておきたい注意点紹介!

この記事では、タイ移住のメリット・デメリットをご紹介します。

将来的に海外に住んでみたい方、教育移住を目指している方。

「タイに移住している日本人が結構多いみたいだけど、どんなところがいいのかな……」

「住みやすいって聞くけど、日本人の生活に合うのかな……」

こんな悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか?

実際タイのいいところや悪いところって何?
どんなことに気を付ければいいの?

海外移住は不安なことが多いですよね……
でも、この記事を読めば安心!さとみさんのお悩み、解決できますよ♪

そこで今回は、タイ移住のメリットとデメリットをまとめました

あわせて、タイに移住する際に日本人が知っておきたい注意点も解説していきます◎

目次

タイ移住メリットデメリット

タイ移住のメリットとデメリットは?

今回はタイ移住のメリットデメリットをそれぞれご紹介します。

早速メリットデメリットを解説していきます!

タイ移住メリット①日本人が暮らしやすい環境

タイは、実は世界で5番目に日本人が多く住んでいる国💡

日本人が多い国ランキング
第1位 アメリカ合衆国
414,615人
第2位 中国
101,786人
第3位 オーストラリア
99,830人
第4位 カナダ
75,112人
第5位 タイ
72,308人

参考:外務省 海外在留邦人数調査統計(令和5年10月1日現在)

日本企業の海外支店も多くあり、タイで働く日本人も多いんです。

そのためか、首都バンコクには日本人街がいくつかあり、日系チェーン店や日本語が通じるお店も多数◎

また、タイは親日国

日本のサブカルチャーが好まれており、日本語を学んでいる人が多いんですよ♪

日本に対して好意的なのは安心!

タイ移住メリット②日本への行き来がしやすい

出典:Adobe Stock

次に、タイは公共交通機関がとても便利!

日本からタイに向かう際、2つの空港が選べます。

まず、アジアのハブ空港で世界中の航空会社が就航しているスワンナプーム国際空港

そしてもう1つはドンムアン国際空港

就航している航空会社を簡単にまとめると以下のとおりです。

スワンナプーム国際空港
ドンムアン国際空港
  • JAL
  • ANA
  • タイ国際航空 など
  • LCC系航空会社

マイルを貯めている航空会社があるのか、価格重視なのかなど、自分に合う手段でタイに行けますね!

日本からも7時間程度で行くことができて、時差が2時間しかないのもGood!

日本を行き来する手段が複数あるのは確かに便利!

2つの空港とも、首都バンコクには直接向かえる交通手段もあります◎

また、バンコクは高架鉄道(BTS)や地下鉄(MRT)も整備されていて、車がなくても十分に生活可能!

運賃も日本に比べると安いんですよ♪

タイ移住メリット③英語を学ぶ環境が豊富

出典:Adobe Stock

タイへの移住目的で多いのが「教育移住」

なぜなら、タイにはインターナショナルスクールがたくさんあるから!

特にバンコクには150校以上もインターナショナルスクールがあり、教育移住先に人気なんです。

お子さんにインターナショナルスクールに通わせることは、多国籍の友達ができるチャンス◎

小さい時から英語を日常的に使う機会が作れるので、グローバル社会で活躍できる土台づくりにもってこいの国なんです。

周囲が英語学習に意欲的だと
モチベーションアップにもつながりますね!

タイ移住メリット④日本の物が手に入りやすい

移住したからとはいえ、やはり日本の物が恋しくなるもの。

安心してください!
タイでは日本のものが手に入りやすいんですよ!

タイには日本のドラッグストアやスーパーも進出しているので日本の商品を購入可能◎

タイに進出しているドラッグストア・スーパー

  • ツルハドラッグ
  • マツモトキヨシ
  • ドン・キホーテ など

現地のスーパーでも日本でよく使う調味料類はたいていそろえることできますし、

日本人が常駐+日本の製品が買える日系スーパーチェーンも!

バンコクには紀伊国屋書店も進出!日本語の本も手に入ります◎

タイ移住メリット⑤日本の進学塾や習いごとが豊富

出典:Adobe Stock

お子さんが小さいときに移住した場合、不安なのがお子さんの日本語力

たとえば……

  • 中学受験や大学受験で日本に帰国予定の場合
  • 一時帰国で祖父母に会わせる場合

日本語が話せないと日本の教育にもついていけないし、
友達もできないかも……

海外生活では、母国語である日本語もしっかり使い続けることが重要💡

タイではそんな不安も払拭できます◎

というのも、タイには日本の進学塾や公文、習いごとが豊富!

日本人から日本の教育を受けられるのがタイ移住のイチオシポイントなんです!

海外に居ながらにして、日本人から教えてもらえるのは貴重!!!

ここまで、タイ移住のメリットを5つご紹介しました。

続いて、デメリットを解説していきます。

タイ移住のデメリット①慣れない気候や大気汚染

日本は四季折々の温暖気候です。

それに対して、タイは熱帯モンスーン気候。つまり、1年中気温が高い!

参考として、東京とタイの首都バンコクの気温差をご覧ください。

出典:世界の歩き方

見てお判りのとおり、1年中平均最高気温が30度オーバー

さらに、年間の平均湿度が70%を超えており、夜でもエアコンをかけないと寝苦しいんです。

バンコクは世界でも有数の不快指数の高さなんです。

体調管理には注意ですね……

バンコクは人口がかなり密集しており、車も多く、PM2.5などによる大気汚染が深刻
窓を開けても新鮮な空気が吸えないのもデメリット。

PM2.5とは?

自動車の燃料などが燃焼することによって排出される微小粒子状物質のこと。

かなり粒子が小さいため、体内に取り込まれやすく、

喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患への影響のほか、

肺がんのリスクの上昇や循環器系への影響も懸念されている。

参考:環境省 微小粒子状物質(PM2.5)に関するよくある質問(Q & A)

タイ移住のデメリット②医療費が高い

東京に比べると、公共交通機関や賃貸住宅は安い傾向があるタイ。

医療レベルも高く、先端医療を受診することも可能ですが、ここが要注意ポイント!

実は、医療費が高いんです……!

日本の公的保険が使用できるわけはなく、そのまま受診してしまうとかなり高額に……

過去に発生した事故実例と保険金支払金額
  • 長期渡航中に肘の痛みが続き受診。
    インピンジメント症候群と診断され22日間入院・手術。
    ➡3,630,000円

  • 嘔吐を繰り返し受診。急性胃炎・誤嚥性肺炎と診断され18日間入院・手術。
    家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。
    ➡4,501,437円

  • 激しい頭痛と吐き気を訴え救急車で搬送。脳内出血と診断され34日間入院。
    家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。
    ➡12,130,000円

参考:価格.com – タイ(バンコク)の医療費 | 海外旅行保険の必要性

公立病院はまだ優しい受診料ですが、タイ語での診察になります。
医療用語などがわからないと理解できないことも……

そんな事態を避けるためにも、民間の保険への加入がマスト!

日本の保険にするのか、現地の保険にするのか、メリットデメリットも調べて検討しましょう◎

タイ移住のデメリット③治安が日本よりもよくない

日本の治安は世界一

そのため、海外では日本と同じように過ごすのは危険!

タイは「微笑みの国」と言われていますが、格差社会なので危険はいつも隣り合わせだと思って生活するのが吉

たとえば、日本だと特に怖い印象を持たないタクシー運転手

タイでは刑務所を出たばかりでもすぐになれてしまう職業らしく、銃やナイフを持っていることもあるそうです……

え!日本では想像ができない……
怖いです。

先日もXでナイフを出されたという日本人の投稿を目にしました。
しっかり対策をしましょう!

ほかにも、スリなどの軽犯罪には注意が必要

世界的にも「日本人=お金を持っている」というイメージがあり、標的になりやすいんです……

対策ポイント

  • タクシーを使うときはGrabなどの配車アプリを利用すること!
  • 夜道は歩かないこと!
  • かばんは肌身離さず、手に持たずに肩掛けにすること!
Grab とは?

タイで利用できるタクシー配車アプリ。

料金体系も明確で、支払いトラブルも回避できます。

また、審査をクリアしたドライバーが登録されているため質も高く、安心です。

タイ移住のデメリット④衛生面が日本と異なる

衛生面に関しては、まずはトイレ事情と水について。

タイのトイレでは、トイレットペーパーを流すことができません!

ゴミ箱が置いてあり、そこに捨てることになるのでご注意ください。

日本と全然違うんですね……
気を付けないと。

飲料水や料理にはミネラルウォーターを使うのが一般的。水道水は飲まないようにしましょう。

また、タイと言えば屋台文化ですよね。

かなり蒸し暑い気候なので食中毒などが心配、という方もいるのではないでしょうか?

海外生活は自己責任が基本!

めったにおなかを壊すことはありませんが、万が一体調が悪くなってもお店は何もしてくれません……

心配であればお金を出してきちんとしたレストランで食べるなど工夫しましょう

個人的には屋台が大好きなので、自己責任で食べています◎

日本人が知っておきたい注意点

ここまで、タイ移住のメリットデメリットを解説しました。

ここからは日本人が知っておきたい注意点を2つご紹介!

タイに行ったことがないから、あまりイメージできないです……

ひとつずつ説明していきますので安心してくださいね♪

知っておきたい注意点①ビザだけでは働けない

出典:Adobe Stock

タイに滞在するためには以下のビザがあります。

かなり種類が多いのがお判りいただけると思います。

スクロールできます
種類どんなときに申請するビザか
オンアライアルビザ1回の入国につき15日以内の滞在
トランジットビザトランジット目的に滞在
観光ビザ観光目的での滞在
外交/公用ビザ政府機関職員や外交官、その家族の滞在
エリートビザタイ外務省の特別な許可が下りた者のみ申請可能
ノンイミグラント
B(4種類)
就労目的の滞在
➡①就労/ワーキング、②教師、③商用、④アーティスト/興行
ノンイミグラント
ED(3種類)
タイで教育を受ける目的での滞在
➡①国立の教育機関、②私立の教育機関、③国立・私立以外の教育機関
ノンイミグラント
O(8種類)
タイ人やタイで正規就労する外国人の配偶者や扶養家族、
年金受給者、ボランティアなどでの滞在
ノンイミグラント
M
ジャーナリストとしての滞在
ノンイミグラント
RS
研究、学術調査等が目的の滞在
ノンイミグラント
LTR
10年間長期でタイに移住する場合
参考:在福岡タイ王国総領事館

かなり細かく分けられているんですね!

インターナショナルスクールに通う場合は「ノンイミグラント-ED(私立の教育機関)」です!

滞在の目的、期間、就労の有無など自分に必要なビザを申請しましょう◎

さらに注意してほしいことがあります!

タイで就労する場合、ビザだけではなくワークパーミットという労働許可証が必要

ワークパーミットとは?

タイで働くために必要な労働許可証。

就労ビザだけでは働くことができません。

発行するのは外務省ではなく、所轄の労働局で法人に所属していないと申請不可

タイで働くには、まず働き先を探さないといけないんですね。

タイで働こうと考えている方は忘れずにチェック✅

  • 就労先を見つける
  • ワークパーミットを取得

知っておきたい注意点②日本語で生活できてしまう

先ほど説明したとおり、日本人街があったり日系チェーン店があったりと、やろうと思えば日本語のみで過ごせてしまうのがタイ

たしかに、日本語で生活できるのはいざというときに安心ですよね。

しかし、もし教育移住を目的にタイに移住するのでれば、日本語での生活はもったいない……!

海外生活の醍醐味である英語でのコミュニケーションを積極的に行いましょう◎

海外生活にはお金が必要💡
どのくらいかかるのかちゃんと試算して貯金しましょう!

メリット・デメリットを理解して移住計画を立てよう!

出典:Adobe Stock

この記事ではタイ移住のメリットデメリットと日本人が知っておきたい注意点を解説しました。

改めてメリットデメリットを再掲します。

メリットデメリットを理解して移住計画を立てていきましょう♪

充実した海外生活をするにはしっかりと調べることが大事ですね!

この記事がみなさんの海外移住の参考になっていたらうれしいです♪

タイへの教育移住についてはこちらを合わせてお読みくださいね◎

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次