IGCSEとは?難易度や実体験を詳しく紹介!

この記事では、IGCSEについて、内容や難易度・実体験を詳しく紹介していきます◎

インタースクールを選ぶなら、欠かすことができないカリキュラムや卒業資格の知識。

IGCSEって見たことあるけど、よく知らないかも・・・

海外のカリキュラムや慣れない単語を、ひとりで調べ上げるのは大変ですよね。

そこで今回は、IGCSEについて、内容や難易度・実体験をシェアしていきます◎

この記事でわかること

インターを目指すなら必須の知識◎
ぜひ参考にしてくださいね♪

目次

IGCSEとは?

まずは、IGCSEについての基本知識を詳しく解説します◎

なにかの略語ですよね?難しそう・・・

身構えなくても大丈夫♪
IGCSEについて、わかりやすくシェアします◎

IGCSEとは?

IGCSEとは、ケンブリッジ国際(イギリス式)と呼ばれるカリキュラムの中等教育修了証のことを指します。

ケンブリッジ国際カリキュラムの教育課程であることから、『ケンブリッジIGCSE』と呼ばれることもあります。

イギリス式カリキュラムは、聞いたことがあります!

世界のインターでも、多く採用されているカリキュラムですね♪

つまり、IGCSEを理解するには、ケンブリッジ国際カリキュラムの知識も欠かせません。

ちなみに、IGCSEとは「International General Certificate of Secondary Education」の略称です。

ケンブリッジ国際(イギリス式)カリキュラムとは

カリキュラムについて、簡単に教えてください!

ケンブリッジ国際カリキュラムは、イギリスの「GCSE」と呼ばれる義務教育課程をベースにしています。

インタースクール・海外の教育現場にむけ、GCSEを国際的にアレンジしたものが「IGCSE」です。

ここでは、ケンブリッジ国際カリキュラムの学習段階を紹介します◎

ケンブリッジ国際カリキュラムの流れ
ケンブリッジプライマリー
  • 5歳~11歳を対象とする初等教育プログラム
  • 「英語」「数学」「理科」の基礎科目と選択科目あり
ケンブリッジ ローワーセカンダリー
  • 11歳〜14歳が対象の中等教育プログラム
  • 10科目から選択できる柔軟性のあるカリキュラム
ケンブリッジ IGCSE
  • 14歳〜16歳が対象の中等教育プログラム
  • 世界で最も人気があるカリキュラム
  • 30の言語を含めた70以上の選択科目を選べる
  • 最終試験が年に2回開催される
ケンブリッジ インターナショナル AS&Aレベル
  • 16歳〜19歳を対象とした2年間の大学進学準備プログラム
  • Aレベルまで修了すると、世界の大学に活かせる卒業資格となる

上記のように、IGCSEは、日本の中学2年生から高校1年生にあたる中等教育段階のカリキュラムです。

なお、ケンブリッジ国際カリキュラムの初等教育は5歳からスタートします。
日本の学年(小学校入学)と1年の差があるので、注意しましょう◎

ケンブリッジ国際カリキュラムのAS&Aレベルとは?

ちなみに、上記のAS&Aレベルとは、ケンブリッジ国際カリキュラムにおける大学進学準備段階を指します◎

ケンブリッジ国際の『A レベル』は、世界の大学に通用する認知度の高い高校卒業・大学入学資格

生徒は、進学を希望する大学・学部が要件とする科目を、3つ選択して学んでいきます。

ただし、選択科目・Aレベルの最終成績によって進学先や入学可能な学部が異なるため、選ぶときには注意が必要です。

AS・Aレベル、合わせて2年間のカリキュラムを経て、
Aレベルの最終試験を受けるイメージです。

Aレベルでの大学受験を希望する場合、事前の目標設定・リサーチに加え、スクール担当者とよく相談しておきましょう◎

IGCSEが世界的に人気な理由

それでは次に、IGCSEが世界的に人気のプログラムである理由をシェアしていきます◎

IGCSEは、世界で一番人気のある中等教育プログラム♪
その理由は・・・

IGCSEが人気である主な理由
  • 世界的に認知度が高いカリキュラム
  • 選択科目が多く、子供に合った内容で学べる

世界的に認知度が高いカリキュラム

ケンブリッジ国際カリキュラムのなかでも、最も多くの生徒が学んでいる「IGCSE」。

世界中の子供たちを対象としているため、充実した教材が豊富にあることが特徴です◎

また、海外の大学や企業でもIGCSEのスコアを基準に認めている場所が多くあります。

世界的に認知度が高い「IGCSE」を修了することで、進学や就職において国際的な選択肢が増えることは、人気の理由といえるでしょう。

選択科目が多く、子供に合った内容で学べる

IGCSEには、30の言語を含む、70を超える科目が存在します。

IGCSEの基本的な履修科目は下記の通りです。

IGCSEの必修科目
  • 英語(国語) 
  • 数学 
  • 理科(生物・科学・物理)
IGCSEの選択科目(代表例)
  • 英文学 
  • 歴史 
  • 地理 
  • コンピューター 
  • 経済学 
  • 音楽 
  • 演劇 
  • 体育 
  • 情報 
  • 経営学 
  • 会計学 
  • デザイン技術 
  • 語学(フランス語・ドイツ語など)

「IGCSE」には、さまざまな国籍・バックグラウンドの生徒に対応できる柔軟性があります。

また、それぞれの科目にもレベル分けがされているため、個人の希望・興味に合わせたプログラム編成が可能です。

インタースクールの多様な方針に合わせられる科目の幅広さも、IGCSEが世界的人気を誇る理由のひとつといえるでしょう。

なお、すべての科目一覧はケンブリッジ公式ホームページを参照してください。

IGCSEの難易度や実体験

ここからは、IGCSEの難易度や実体験を紹介していきます◎

IGCSEの難易度はどのくらい?

ここからは、IGCSEの難易度についてみていきましょう◎

日本人の子供にもチャレンジできるのかな?

キーポイントは、英語力とアウトプット力です!

「IGCSE」の教育内容は、主に日本の義務教育〜高校2年生レベルといわれています。

ただし、選択する科目により、探求的なプログラム・高レベルな学習内容も存在します。

また、「IGCSE」ではエッセイ・論文形式でのアウトプットを多く要求される傾向があります。

そのため、下記のような英語力を必要とされます。

  • 授業内容を理解できる『リスニング力』
  • 問題文や文献を理解できる『リーディング力』
  • 自分の意見を文章にして述べられる『ライティング力』

数ある国際カリキュラムのなかでも、難易度が高いといわれる「IGCSE」には準備が欠かせません。

決して簡単ではありませんが、勉強時間を確保し、継続していく力があればチャレンジ可能なカリキュラムです。

子供の努力だけでなく、家庭内の協力もとっても大切です◎

IGCSEとAレベルの難易度はちがう?

ちなみに、高等教育である「IGCSE」修了後の、大学進学準備段階である「A レベル」

その学習内容は、日本の大学1年生が学ぶ一般教養課程も含まれます。

IGCSEで学んだ基礎をもとに、
より専門的な内容を学ぶことで大学進学の準備をしていくイメージ

Aレベルの最終試験はペーパーテストなので、座学・暗記が必要とされるタイプの試験です。

Aレベルの難易度は、高度な英語力に加え、選択科目をより熱心に学習する意思が必要になる、高レベルな試験であるといえるでしょう。

IGCSE 実体験によるメリット・デメリット

最後に、IGCSEの実体験をメリット・デメリットごとにまとめていきます。

カリキュラムを決めるときの参考にしてくださいね◎

IGCSEのメリット
IGCSEのデメリット
  • 理系中心だが、さまざまな科目をまんべんなく学ぶことができる
  • 基礎学力を大切にしているので、学力に偏りができにくい
  • 大学や就職時にスコアをアピールすることができる
  • 大学進学まで1~2年前のタイミングで試験があり、学力レベルが測りやすい
  • 暗記だけでなく、論理的思考や発想力が身に着く
  • 日本の知識量ベースのテストではないので、勉強が難しく感じる
  • 日本の歴史・社会などは学べないので、必要な場合自分で補う必要がある
  • 日本の大学に進学希望の場合、IGCSEのスコアだけでは入学は難しい(帰国子女入試対策・IBDPやA Levelの対策をする必要がある)

日本人目線で注意すべきことは、IGCSE修了のタイミングと日本の教育から離れてしまうという点

しかし、世界的に認知度が高い「IGCSE」に取り組むことで、海外の大学・就職が有利になることは大きなメリットといえます。

将来の選択肢が増えそう◎
IGCSEを採用してるインターを探してみよう!

IGCSEは難易度高め!目標を高くチャレンジしよう

この記事では、IGCSEについて、内容や難易度・実体験を詳しく紹介してきました◎

IGCSEのカリキュラムの内容・難易度について、理解が深まりましたか?

インターを選ぶなら、カリキュラムや卒業資格は抑えておきたいポイント。

この記事を参考に、いろいろなインタースクールをリサーチしてみてくださいね♪

ほかのインターカリキュラムについても紹介しています♪
ぜひ読んでみてください

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