教育移住何歳からがベスト?英語能力はどれくらい必要?

教育移住何歳からがベスト?英語能力はどれくらい必要?

この記事では、教育移住のベスト年齢と必要な英語能力をまとめています。

ようやく小学校でも英語教育が義務化された日本。

自分の子どもには将来グローバルに活躍していってほしいですよね。

だからこそ、ネイティブ並みに英語を身に着けていってほしいと思う親御さんも多いのではないでしょうか?

そんな方は海外で英語を身に着けるために「教育移住」がおすすめ!

ただ英語を身に着けるためだけに教育移住するのではありません。

最新の教育を受けることができたり、国際的な視点を持つことができたりと、メリットがたくさん

今回は、教育移住は何歳からがベストなのか、どれくらいの英語能力が必要なのか解説します◎

すでに教育移住しているママたちに聞いてきました!

大前提として、英語に対するお子さんの興味関心度合はそれぞれ性格によります。

そのため、このブログでは教育移住におすすめの年齢をご紹介しますので、ご自身のお子さんならいつがベストなのかイメージしてみてくださいね!

目次

教育移住のベスト年齢は?

出典:Adobe Stock

教育移住におすすめの年齢はずばり4歳!

そして、次におすすめなのは10歳です。

まず、なぜ教育移住をおすすめするのか、その理由を説明します。

そして、それぞれの年齢でどんなところがいいのか、メリットとデメリットを解説していきます◎

ぜひ最後までお読みください!

教育移住をおすすめする理由

自分で環境を求めれば、日本に住んでいても生きた英語を学べる時代

おうち英語にオンライン英会話など、英語学習が身近な存在になりました。

純日本人でも海外の大学を目指す人も増えてきましたよね。

そんな世の中でも教育移住をおすすめする理由があります!

教育移住はただ英語を身に着けるためにするものではないのです。

教育移住で身に着けられるのは英語能力だけじゃない!

どんなことを身に着けることができるのか解説します。

本当に必要な情報が何なのか判断ができる

英語での会話や読み書きができると、アクセスできる情報がたくさん!

翻訳機能も発達してきているとはいえ、しっかりとした英語能力がなければ情報の取捨選択は難しい……

常に英語の環境で過ごすからこそ、本当に必要な情報が何なのか判断ができる

多様性をはぐくむことができる

国籍や文化、肌の色などに偏りがある現地の学校とは違い、インターナショナルスクールはお互いの違いを尊重し合うことが求められます

さまざまな国籍・文化が混ざり合うからこそ、多様性に対する視点も身に着けることができますね。

違いがあって当たり前、違いを受け入れてもらえて当たり前の環境こそ、子どもたちの心を大きく育ててくれます◎

最新の教育を受けることができる

インターナショナルスクールは私立学校。

教育内容は最新のものに常にアップデートされていきます◎

STEAM教育やSDGsなどの取組にも熱心なので、世界の最新教育に興味があるご家庭はおすすめです!

ぜひ教育移住という選択肢を考えてみてくださいね♪

教育移住のベスト年齢① 4歳

では、ここから教育移住のベスト年齢について解説していきます◎

まずは、4歳から!

4歳が教育移住に最適な年齢となるポイントはこちら!

では、詳しく見ていきましょう。

4歳での教育移住のメリット

ネイティブのお子さんも読み書きを覚える時期なので、レベルの差がありません。

スタートが同じであれば、子どもも劣等感なく英語を楽しむことができそう◎

また、小さいうちから英語の環境で過ごすことができるため、英語に慣れた耳ができあがり、発音も良くなる!

4歳での教育移住のデメリット

4歳はネイティブが読み書きを覚える時期、とお伝えしました。

ということは、自分の子供も日本語の基礎がまだしっかり確立できていないと時期だということ。

日本に帰国したときに困らないように、日本語のサポートが必須です◎

たとえば、こんなサポート方法があります!

  • 公文を利用する
  • 市販の日本語ドリルを使う
  • タブレットで学習する
  • 日本語での習い事や補習校に通う
  • 日本のオンライン習い事サービスを利用する(6歳以降がおすすめ)

※日本のタブレット学習サービスは海外での利用を想定していない場合がほとんどなのでご注意ください!

小さいうちは読み聞かせや知育遊びをしたり、日本語のテレビ番組を一緒に見るのもおすすめ!

補習校とは?

通常は海外の学校に通いながら、特定の日に日本の教育に従った内容の授業を受けることができる学校。

帰国した時に、同じ年代の学年に入っても授業内容に遅れが出ない。

そして、親の出番が多いということは、親の英語力もある程度必要です。

自分も子供と一緒に学んでいかないと……!

不安にならずに、ぜひお子さんとおうち英語を楽しんでください◎

とはいえ、4歳はまだ幼児期……

お子さんによっては、勉強といってもなかなか興味をもてないかもしれません。

でも、大丈夫です!

文部科学省の『幼稚園教育要領』でもこんなことが書いてあるんです。

幼児が,遊びの中で周囲の環境とかかわり,次第に周囲の世界に好奇心を抱き,その意味や操作の仕方に関心をもち,物事の法則性に気付き,自分なりに考えることができるようになる過程を大切にすること。

 引用:幼稚園教育要領 第2章 ねらい及び内容:文部科学省

小さいうちは読み聞かせや知育遊びをしたり、日本語のテレビ番組を一緒に見るのもおすすめ◎

まずは遊ぶことから英語に興味をもってもらうことが重要!

教育移住のベスト年齢② 10歳

続いて、10歳の場合を解説。

10歳が教育移住に最適な年齢となるポイントはこちら!

では、詳しく見ていきましょう。

10歳ってどんな時期?

10歳というと、日本では中学に上がる前、小学校中学年ですね。

もし日本で中学受験をしないのであれば、10歳からの教育移住でもOK。

なぜ中学受験の有無が関係してくるの?

中学受験の準備は3~4年生くらいから始める場合が多く、もちろん出題範囲は日本のカリキュラム。

10歳から海外のカリキュラムでの教育を受けている場合、受験範囲が合わない可能性も……!

中学受験しない前提でメリットとデメリットを解説していきます。

10歳での教育移住のメリット

10歳であれば、母国語である日本語の基礎がしっかりできあがってます

バンコクには補習校がありませんが、日本語ができるので日系塾で日本語で学習サポートを受けることも可能です。

確かに、10歳なら塾に通えますね!

また、まだ中学入学前で学力の差が開きづらく、最初は大変でも1・2年でカバーができる範囲である点も最適年齢となるポイントです◎

英語能力もある程度あれば、入学を断られることはありません。

またイギリス式の学校に進学するのであれば、IGCSEに備える時間も十分に残っている点

中学受験をしないのであれば、渡航までに英語能力を鍛える期間が十分にある点もおすすめするポイントです◎

イギリス式とは?

幼稚部、初等部、中高等部、大学進学準備教育課程など、短めに学習段階が区切られている学校。
※アメリカ式:日本と同じく、小学校6年間、中学校3年間、高校3年間で構成されている学校。IGCSEとは?

IGCSEとは?

イギリス式の義務教育プログラム修了を証明する試験のこと。

International General Certificate of Secondary Educationの略。

イギリス国内では、大学進学希望者が16歳のときに受験するのがGCSE(General Certificate of Secondary Education)。

それにより義務教育プログラム修了資格を取得します。

IGCSEは国際版GCSEであり、イギリス式のインターナショナルスクール生はIGCSEを受験して資格を取得することになります。

もしまだ小さい弟や妹がいても大丈夫なのかな……?

小さいお子さんがいても大丈夫です!

タイなら1歳半から入れるナーサリー(日本で言う保育園)があります。

VISAの問題も心配なポイントだと思いますが、ナーサリーが手続きしてくれるので安心ですよ。

まだ生まれたばかりであればVISAは不要です

10歳での教育移住のデメリット

ほかの生徒は英語での学習を重ねてきているため、周囲に圧倒されてしまう可能性があります……

だからこそ、10歳からの教育移住を計画する場合は早めに決断した方がよいですね◎

移住に向けて、早いうちから英語教育を始めるといった計画的な準備が必要です。

英語能力はどのくらい必要なのか徹底解説!

4歳と10歳が教育移住に最適なのは分かったけど、実際どのくらい英語能力って必要?

4歳と10歳が教育移住に最適なのは分かったけど、実際どのくらい英語能力って必要?

教育移住のタイミングでどの程度の英語能力が必要なのかわかると安心ですよね。

ここでは必要な英語能力を解説していきますよ◎

お子さんに必要な英語能力だけではなく、親の英語能力も解説します!

4歳での移住なら

出典:Adobe Stock

ネイティブでも英語能力も身に着け始めている時期なので、あまり大きな差はありません

ただ、全く英語になじみがない状態だと、移住したときに何も聞き取れず不安になってしまいます。

まずは「英語の環境に慣れること」が大切!

赤ちゃんの時から英語の音楽を流してみたり、英語のアニメをみたり、“英語耳”をつくっておくと◎

重要なのは、母国語である日本語の基礎をつくり忘れないこと!

英語ができるようになっても日本語ができなければ帰国したときに困りますよね……

スクールによっては母国語もしっかり身に着けていけるような教育方針を立てているところもありますよ。

10歳での移住なら

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やはり、10歳ともなると英語で授業を行っていますので一定の英語能力は必要です。

「読み」「書き」「話す」「聞く」すべてを使いながら日常も過ごしていくことになりますよね。

調べてみると、イギリスの10歳が覚える英単語の数はなんと10,000語!

これは英検1級の語彙数になります。

完璧にネイティブレベルになってから教育移住を目指す必要はありませんが、計画的に英語能力を上げていく必要がありますね……

親に必要な英語能力

お子さんの英語能力ももちろん大事ですが、実は親の英語能力もかなり重要です。

現地で暮らすとなると、日常生活だけではなく学校入学に関する手続きなども自分でやる必要があります。

親の英語能力が上がるといいこと尽くしですよ◎

  • 子どもの学習サポートができる
  • 普段の日常会話や手続きに困らない
  • 他の国の家族と家族ぐるみでの付き合いができるようになる
  • 現地で仕事を探すことができる など

今はオンラインでも英会話レッスンが受講できたり、アプリでの学習ができるようになったり、手軽に学習に取り組める環境があります

親も一緒に英語能力を上げていかな

親も一緒に英語能力を上げていかないと!

教育移住のベスト年齢を意識して英語能力を伸ばしていこう!

この記事では、教育移住のベスト年齢と必要な英語能力についてご紹介しました。

大事なのは教育移住と短期留学は違うということ!

最低でも2年半はじっくりと腰を据えることで英語の能力も定着していきます。

1年で諦めるのは勿体無い!

今回の記事がみなさんの教育移住の参考になっていたらうれしいです♪

「自分の子どもの場合は、何歳がベストなんだろう?」とお悩みの方はお気軽にお問い合わせくださいね◎

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