この記事では、「タイ」インターナショナルスクールの教育水準と、日本との違いを紹介しています。
タイ・バンコクには世界的に有名な名門校から新設校まで、160校を超えるインターナショナルスクールがあります。
「タイへ教育移住を検討しているけど、インターナショナルスクールの教育水準ってどれくらいなんだろう…。」
「日本と比べてどんな違いや特徴があるの?」
このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
タイの教育水準や日本との違いを知りたいな!
結論、日本と比べてタイのインターナショナルスクールは世界基準に近い英語教育で、より良い教育を受けられる選択肢が多いんです!
そこで今回はタイのインターナショナルスクールの教育水準と、日本との違いや特徴をわかりやすく解説します。
自分の子どもに合った、タイのインタナショナルスクールなどの教育方針がわかるので、教育移住の計画が立てやすくなりますよ◎
ぜひ最後まで読んで、理想の教育移住に近づいていきましょうね♪
タイの教育水準について
そのため教育環境に関しての選択肢が多く、教育方針の組み合わせ次第で日本よりも教育レベルが向上できます。
タイにはどんな教育方針があるの?
タイには幼児期からの教育にはさまざまな理念や教育方針があるけど、以下3つの教育方針を取り入れている学校が多いよ◎
1から説明していきますね♪
タイの教育方針①IB(国際バカロレア)教育
【IBとは?】
引用元:文部科学省「IB教育コンソーシアム」より
国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、設置された世界的な学習プログラムのことです。
より平和な世界の実現を目指して、質の高い教育プログラムを提供することを目的とした、世界共通のカリキュラムです。
- 探究心
- 使命
- 思いやりに満ちた若者の育成
上記3つの目的を掲げ、物事の真相や価値、在り方など深く考えて問題解決ができる学習を目標にしています。
なんか難しそうだな…。
IB教育は、中学校から高校にかけて取り入れることもできるから安心してね◎
タイの教育方針②モンテッソーリ教育
【モンテッソーリとは?】
引用元:ベネッセ教育総合研究所
モンテッソーリとは、イタリアの医師であり教育家でもある「マリア・モンテッソーリ博士」により考案された教育法です。
子どもが自己で考える力を発揮できるように、適切な環境を用意して個々の自立心を育てるのが特徴。
モンテッソーリは「子どものやりたい気持ち」を一番に尊重して、決して押し付けないから伸びのび成長させたい人におすすめ◎
自分で考えたり、行動したりすることで自立を促していける環境を作ってるんだね!
またモンテッソーリ教育の考え方は、以下の4つがあります。
- 自立心を促す環境を用意する
- 子どものやりたい気持ちを尊重する
- 自己選択できる声かけをする
- 叱るのではなく伝える
子どもは教えなくても自分でさまざまなことを覚え、成長していきます。
発達の段階で感受性を発揮する「敏感期」があり、それに合わせて成長していくことを支援するのがモンテッソーリ教育です。
ただし、個々の主張を尊重することで「協調性がなくなってしまわないか心配」と、考える人がいることも事実。
ただし、子どものやりたい気持ちに対して、なんでも自由に放任することではないので、安心してくださいね◎
タイの教育方針③レッジョエミリア教育
【レッジョエミリア教育とは?】
レッジョエミリア教育は、イタリアのレッジョ・エミリア発祥の幼児教育法で、アートやプロジェクト学習など、グループで協働や評価をし合う仕組みがあります。子どもたちの創造力を高めたり自主性を育んだりできる幼児教育法として注目されています。
引用元:マイナビ保育士より
レッジョエミリア教育の特徴はプロジェクト活動が主体になっていることです!
具体的にどんな活動があるの?
一般的な幼稚園では、行事やテーマについて話し合いをする場面があっても、数日で完結することが多いのではないでしょうか。
この活動は録画したり、写真で記録をしたりすることで、保護者にも共有できるので学びを一緒に振り返ることも◎
また、レッジョエミリア教育はアートの観点も重要視しています。
数人のグループでおこなう活動では、協調性や自主性が身につきやすい環境を大切にしていますよ♪
日本と比べた特徴や違い
ここでは、タイの教育水準を日本と比べたときの特徴や違いを解説していきます。
1から解説します。
日本の学校との違いについて
日本とタイの学校では、通う年数は同じですが、入学の時期に違いがあります。
日本 | タイ | |
学校年度 | 4月〜3月 | 5月中旬〜3月中旬 |
義務教育 | 9年間(6〜15歳) | 9年間(6〜15歳) |
子どもの進学先として選ぶことのできる日本の学校制度は、
- 公立学校
- 私立学校
- インターナショナルスクール
などがあります。
ですが、タイでは貧富の差が大きく、地域によって受けられる教育内容に差が生じていることも。
日本人の場合は、国外扱いになるので全ての教育費用は自己負担です。
入学できる選択肢として、英語とタイ語のバイリンガル幼稚園からインターナショナルスクールまで選べるので、教育の幅が広く、日本との教育の違いがはっきりわかります。
タイは学歴社会だから、小さい頃から教育の選択肢が日本と違って多いんだね!
タイのインターナショナルスクールの特徴や、評判を以下の記事で詳しく紹介しているので、あわせて読んでみてくださいね。
教育の特徴
また、タイでは選ぶ学校によって生徒の国籍が違うという特徴があります。
インターナショナルスクールでは、多国籍の子どもが通っているので、英語でコミュニケーションを取るので、日本の教育現場と比べると、英語の習得が早い特徴があります。
ただし、日本では無償で受けられる授業でも、タイのインターナショナルスクールでは費用がかかるので注意しましょう!
子どもにとってどんな教育方法が合っているのか、親子で話し合うことが大切だね。
以下の記事では、タイに教育移住する際のメリット・デメリットや、現地の情報もわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください◎
タイの教育水準を知って子どもにベストなインターを選ぼう!
今回は、「タイ」インターナショナルスクールの教育水準と、日本との違いを解説しました。
タイの教育水準は日本より高く、3つの教育方針を取り入れていて、学校の選択肢も多いことがわかりましたね◎
今回紹介した3つは、どれも子どもの意欲や自然な学びから生きる力を育てようという教育方針です!
詰め込み学習とは違って、子どもががんばってる過程をどんな声掛けで褒めるかも大切。
個々の成長を伸ばしていくために、子どもに合った教育方針を見つけてくださいね。
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