日本から海外へ移住する方が増えてきて、親子での教育移住に興味をもった方も多いのではないでしょうか。
この記事では海外教育移住のステップをわかりやすく解説します。
海外の学校の手配、難しそう・・・
大丈夫!最初は不安でも流れがわかれば、進められますよ!
はじめての現地の手続きは誰でもドキドキするものですが、教育移住では必要な手配です。
今回は教育移住を検討している方に向けて、5ステップで学校手配を解説します。
国によって生活スタイルも変わるため、日本人におすすめの国も紹介しますね。
移住してから後悔しないためにも、国選びや渡航前の準備はとても大切です。
おすすめの国の中から自分にあう国はどこなのかを考え、どのようなステップで準備をするのか計画をたてていきましょう。
この記事を読めば、教育移住の事前準備の内容が理解できます。
教育移住の実現に向けて、参考にしてくださいね!
海外教育移住ステップ解説
まずは、海外教育移住のステップを解説します。
事前にどんな教育を受けさせたいのか考えて、学校の候補を絞っておきましょう。
- 英語教育の質を重視したい
- 数学に力をいれたい
- 日本文化も学ばせたい
なるほど!
優先順位を決めておけば、選びやすいですね!
優先順位・通いやすさ・料金を比較すると、候補は数校にしぼられます。
候補がしぼれたところで、さっそく教育移住のステップを解説します。
国は異なっても大まかな流れは同じです。
候補の学校が決まったら、現地で学校を見学しましょう。
日本から海外へ何度も訪れるのは難しいので、1回の旅行で複数校回れるようにスケジュールを組みます。
事前に確認事項をリストアップしておき、見学時に不安を解消しましょう。
実際に見学して、現地の雰囲気を感じるのも大切です。
学校見学をしたら、どの学校にするか決定します。
事前に良いと思っていた学校があまり良くなかったり、予想外に良いと感じる学校があったりする場合もあります。
事前に決めておいた優先順位が役立ちますね。
学校を決めたら、入学希望の申請をしましょう。
学校によって必要書類など異なりますので、余裕をもって確認するのが大事です。
インターナショナルスクールでは語学試験があります。
年齢にもよりますが、渡航前に一定の英語力が必要です。
入学後のためにも、英語に慣れておいた方がいいですよ。
無事に試験を通過し、入学許可がでたら、授業料や教材費など事前に必要なお金を払います。
入学後に必要な文房具や教材は現地で入手可能です。
支払いまで済んだら一安心ですね。
海外移住おすすめの国紹介
教育移住におすすめの国はあるのかな?
はい、移動が簡単でおすすめなのは、アジアです。
一度に長期で帰るなら、カナダやオランダの選択肢もありますよ。
年に数回は日本にも来たいから、アジアがいいかな
国によってメリット・デメリットがあるので、詳しく説明しますね
ここでは日本人が教育移住するのにおすすめの国を4つ紹介します。
それぞれの国の特徴も紹介しているので、気になる国をタップして読むのも可能です。
それぞれの国にメリット・デメリットがあるので、自分にあう国はどこか、移住先の生活でなにを重視するか決めておくと選びやすいですよ。
人それぞれ選ぶ基準は異なると思いますが、一般的なポイントをもとに比較表にまとめました。
国名 | 教育内容 | ビザの取りやすさ | 気候 | 物価 |
---|---|---|---|---|
タイ | インターナショナルスクール | |||
マレーシア | インターナショナルスクール | |||
カナダ | 現地校 | |||
オランダ | 現地校 |
これらのポイントに沿って、順番に解説します。
タイ
日本からの飛行機も多いため、行き来しやすいのがタイ。
タイではインターナショナルスクールで英語を身につけさせる方が多いです。
名門校も日本よりタイの方が多く、教育移住される方が増えています。
日本にはない名門校で学べるんですね!
タイのポイントは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
インターナショナルスクールでバイリンガル教育が受けられる 人種やジェンダーなど多様性が身に付く ビザの種類が豊富にある 子どもを可愛がってくれる 物価が安い | 英語訛りが心配 蒸し暑い気候 |
日常では英語訛りがありますが、インターナショナルスクールでは英語の正しい発音も学べます。
蒸し暑い気候が特別苦手じゃなければ、冷房もあります。
暑い地域らしく、おだやかな性格の人が多いです
マレーシア
マレーシアは温暖な気候や、多文化国家など日本人でも暮らしやすい特徴があります。
物価が日本の3分の1程度と安いのも魅力です。
マレーシアもインターナショナルスクールですか?
はい、現地校もありますが、インターナショナルスクールに通う方が多いです。
世界の名門校も多く、教育基準が高いんですよ
マレーシアのポイントは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
世界の名門といわれるインターナショナルスクールが集まっている 多文化国家で外国人の受け入れにも寛容 1年を通して暖かい気候で、過ごしやすい 物価が安い | 英語訛りが心配 以前よりビザの条件が厳しい |
マレーシアも英語訛りが心配されますが、インターナショナルスクールで英語の正しい発音も学べます。
ビザ取得できるかな
厳しくなったとはいえ、取りやすい国です。
事前に条件を確認しましょう。
ビザ取得については、下の記事でもまとめています。
心配な方はぜひ参考にしてください。
カナダ
カナダは移民を受け入れる文化があり、東側のバンクーバーなどの都市は日本人や日系人も多いです。
アジア圏で心配される英語の訛りも、英語圏カナダでの英語教育は解消されるでしょう。
現地の子どもに混ざって、自然な英語が身につくのはいいですね!
はい。アメリカ圏はビザ取得が難しいので、英語圏で教育移住したい方はカナダがおすすめです。
カナダのポイントは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
現地校で自然に英語が身に付く 教育水準が高く、大学・大学院への進学も視野に入れられる 子どもの教育費・医療費が無料 移民を受け入れているので、ビザを取りやすい 広大な自然に触れられる | 物価が高い 冬は寒い 日本から遠い |
日本から遠いと、あまり帰れないかな・・・
一度の帰国で、長く滞在する方法もありますよ!
オランダ
ヨーロッパのおすすめはオランダですか?
はい。オランダと日本は親交関係があり、移住のためのビザも取れるヨーロッパでは珍しい国です。
オランダのポイントは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
英語圏外ながら、公立学校でも十分英語が話せるような体制が整っている 公立・私立問わず、中学まで学費が無料 バリアフリーや子育て環境が整っている ビザを取りやすい | アジア人が少ない 日本から遠い 物価が高い |
公用語はオランダ語ですが、現地校でも十分英語が身に付きます。
アジア人が少ないと不安だな
移民国家なので色々な国の人がいますよ。
バケーションが長いので、年に一度長期で日本に帰ってもいいですね!
海外教育移住のステップを理解することはとても大切
海外教育移住するときのステップとおすすめの国を解説しました。
5ステップで学校手続きの流れはイメージできたでしょうか?
学校選びも海外の移住先選びも、自分の理想や生活スタイルを把握しておくとスムーズで、移住後の後悔も少ないです。
私は日本から近いタイのインターナショナルスクールがいいかな
いいですね!タイは子どもに優しいので、子育てしやすいですよ
今回紹介したおすすめの国の中でも、ご自身の条件で国を選んでくださいね!
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