この記事では、インターナショナルスクールの奨学金について、借りられる条件や注意点まとめについて詳しく紹介していきます。
インターナショナルスクールから海外の大学への進学を選択すると、さらに高額な学費や滞在費がかかってきます。
滞在費用と大学進学にかかる学費なども加えると、金銭的な問題で悩む人も多いはず・・・実際はどれくらいかかるの？
総費用の相場が、1年あたり約300万〜400万かかると言われているよ。
結構高い・・・通いたいけど費用面で難しい家庭の場合は、何か補助金はないの？
そういった場合は、奨学金制度を利用すると学費の全て、あるいは一部が補助されるよ！
全員がもらえるわけではないけど、条件や注意点を押さえていれば可能性は広がるよ。
インターナショナルスクールの奨学金
奨学金は、学費や生活費などの学生の経済的な問題を解決して、勉強に集中できる環境を整えるために用意されています。
奨学金といってもいくつか種類があり、大きく分けると給付型奨学金と貸与型奨学金の2種類があります。
給付型奨学金と貸与型奨学金ってどう違うの？
「給付型奨学金」とは、返済不要なもの。
「貸与型奨学金」とは、卒業後に返済が必要とするものを指すよ。
返済不要なものと、必要なものがあるのね！
以下4つがインターから海外大学を目指す時に受けられる奨学金制度です。
- 学校独自の奨学金
- 海外政府等奨学金
- 公的な奨学金
- 民間の奨学金
学校独自の奨学金
学校独自の奨学金とは、成績優秀者を対象とするものが多いです。
学校にとって貢献できるような存在かどうかが、とても重要になってきます。
また、スポーツや音楽などの得意分野を活かすと、最低ラインの学力であっても実績が認められ対象になることもあります。
学校独自になると、かなり高い学力が必要になってくるよ。
各大学によって違いはあるけど、学力だけでなく一芸に秀でた子ども達を対象にした制度もあったのでチェックしてみてね！
海外政府等奨学金
海外の政府や機関が外国人留学生に対して提供する、給付型の奨学金制度です。
提供する国や機関によって異なりますが、留学費用の一部や全額を補助してくれることが一般的です。
公的な奨学金
公的な奨学金とは、国や地方自治体で運営されている給付型と貸与型の奨学金制度のことです。
最も有名なものが「日本学生支援機構（JASSO）」が扱っている国の奨学金です。
こちらの貸与型には、無利子で借りることができる第一種奨学金、有利子で借りることができる第二種奨学金が存在します。
第一種奨学金と第二種奨学金の違いは、成績と世帯年収によって決まります。
以下の表にまとめているので、参考にしてください。
| 成績 | 収入面 | |
| 第一種奨学金 | 全履修科目の評定平均が5段階評価の3.5以上 | 年収380万円以下 |
| 第二種奨学金 | 平均水準以上 | 年収800万円以下 |
民間の奨学金
民間の奨学金とは、民間企業、財団、個人などが設けている給付型と貸与型の奨学金制度のことです。
こちらの貸与型にも、無利子で借りることができる第一種奨学金、有利子で借りることができる第二種奨学金が存在します。
世の中には、こんなに支援してもらえる奨学金制度があるんだね！
在学中は、精神的な安定や学業に専念できたり、学校に通えることが実現することで、子どもの可能性も高まるね！
申し込み方法について
奨学金の利用を初めて考える人であれば、いつから何を始めれば良いのかわからないですよね。
実はほとんどの奨学金は、留学開始の約1年前から申し込むところが多いんです。
実際に申し込みする際は、どこから申し込めば良いの？
手続き方法は「学校経由」と「直接申込」があります。
学校の指定がない場合は、自分で直接申込する必要があるから流れを説明していくね！
直接申込の方法・流れ
- 各財団のホームページから情報収集をする
- 応募書類を準備
- オンラインまたは郵便で応募する
- 選考
- 支給
応募書類の準備は奨学金によって違いますが、成績証明書や留学先の学校の情報などに加えて、小論文やエッセイなどが必要な場合もあります。
次は、奨学金の申込みでよくある質問に答えています。
みんなが疑問に感じている内容に沿っているので参考にしてみてね！
- 申し込みしてからは、結構手間がかかるものなの？
-
簡単なものもあれば、何度も審査を経過しないといけないものもあります。
大体の目安は2ヶ月から6ヶ月！
落ちた後にも申請できることが多いため、落ち込まずにすぐに申し込むことを忘れないでください！
- どんなことに注意して願書を作成したら良い？
-
奨学金を提出する側にとって魅力的にうつるような、自分の勉強への意欲を表現していきましょう！
「何を学び、どんなことをを身につけたいのか」という学びに対しての熱意を示すと良いです。
将来役立つ人材だと思ってもらえるように、自分の夢を語ることも大事です！
- 選考で選ばれるための対策はありますか？
-
TOEFLやTOEICの検定を同時並行で受験しておくと良いです。
学校によっては指定されているものもあるので、留学時に必要となることが多いので受けておいて損はないです。
奨学金の借りられる条件や注意点
奨学金は、入学金や学費に困った際、大きなお金を比較的簡単に借りることができるため便利です。
しかし、奨学金を利用する際には、条件や注意点が存在します。
周りでも奨学金を借りている人は多いイメージだけど、条件があるんだね！
申請する際に奨学金に関する情報をしっかり読んでおかないと、トラブルになることも。
奨学金が借りられる条件とは？
まず、申し込みたい奨学金制度の採用基準を満たしているかがポイントになります。
基本的に、以下の3つの条件があげられます。
- 応募資格を満たしているか
- 学業成績が規定を下回っていないか
- 世帯年収が規定を上回っていないか
応募資格を満たしているか
利用したい奨学金制度の応募資格を満たしているかが、最も重要になります。
応募資格は奨学金によって異なるので、1つではなくいくつか確認しておくことをおすすめします。
条件が合わないときに、別の選択肢が用意できるようにしておこう！
学業成績が規定を下回っていないか
利用する奨学金制度によって異なりますが、給付型もしくは第一種奨学金は、成績優秀者のみに権限が与えられます。
公的な奨学金、民間の奨学金の制度には、全履修科目の評定平均が5段階評価の3.5以上などの規定が求められています。
一方、第二種奨学金には有利子にはなってしまうデメリットはあっても学力基準は、平均水準以上と大まかな括りになっています。
成績があまり良くなくても、借りられないわけではないんだね。
そもそも、勉強したい意欲のある学生を支援するための奨学金制度だからね！
親の年収・所得制限
公的な奨学金、民間の奨学金の申し込みには、親の年収や所得制限が関係してきます。
給付型の奨学金を利用したい場合は、年収380万円程度までの世帯が条件になっています。
それ以上の年収があった場合は、奨学金制度の対象外になってしまうの？
それ以上の年収であっても、貸与型の第二種奨学金が対象になるよ！
| 世帯人数 | 給与所得（控除前） |
| 3人 | 1,009万円 |
| 4人 | 1,100万円 |
| 5人 | 1,300万円 |
上記の表のとおり年収が1,000万円超えてしまっている場合でも、対象になる可能性があります。
奨学金を借りるときに注意すること
給付型・貸与型のどちらの奨学金でも注意しておくべきことを、以下の3つに分けて紹介していきます。
- 必要書類が多い
- 学業成績
- 借入額
注意するべきポイントが、たくさんあるんだね。
特に注意したいのが、借入額。
大変な思いをしている人が多いから、全て読んで欲しいです！
必要書類が多い
奨学金制度を利用する場合、多くの書類を用意する必要があります。
- 願書作成
- パスポート
- 英語力を証明するスコア表など
その他にも一部の奨学金制度では、留学計画や留学終了後の進路計画書、推薦書を求められることもあります。
各奨学金制度によって書類が異なるため、提出漏れや不備がないように計画的に書類を用意してください。
記入漏れや情報不備は、審査の対象外になることも。
早めに準備を始めておきましょう！
学業成績
給付型の奨学金を利用した場合、在学中は学ぶ意欲を見せたり高い成績をおさめたりする必要があります。
また、語学力は特に重視されるポイントでTOEIC700〜780点を目安にし、それ以上の高度な英語力が求められることもあります。
学業成績が良くない場合は、やむを得ない理由がない限り打ち切られたり返還を要求されたりするので注意しましょう！
留学先との円滑なコミュニケーションを取るためにも、留学前から英語力は磨いておきましょう！
借入額
貸与型の奨学金を利用した場合は、卒業後に返済が始まります。
奨学金をどの程度利用したかにもよりますが、返済金額が100万円以上になることも。
そのため、結婚や出産とライフステージが変化していく中でも、払い続けなくてはならない状況をシュミレーションした上で、借入額を考慮しなくてはいけません。
なかなか学生で、将来のことを見越してお金を借りるなんて難しいのでは？
借入金額を抑えるために留学先を考えてみるのも良いね◎
留学先で人気な国を表で比較してみたよ！
| 留学先 | 費用（1年間） |
| アメリカ | 約200〜50万円 |
| カナダ | 約240〜400万円 |
| オーストラリア | 約300〜400万円 |
| イギリス | 約300〜500万円 |
| タイ | 約100〜200万円 |
タイの費用が１番抑えられている！
この金額だと、給付型や貸与型でも少ない金額で学校に通うことが可能になってくるね。
タイは、教育環境が整っていて、子どもにあった選択肢ができるよ！
組み合わせ次第で教育レベルがぐん！と上がることが特徴的でおすすめ◎
タイに移住した場合の生活費についてもまとめているから、参考に読んでみてね！
インターナショナルスクールの奨学金はうまく利用しよう！
インターナショナルスクール生は、海外大学の進学を視野に入れている学生も多く、費用についての問題を抱える可能性もあります。
奨学金制度を利用することで、お金の問題が減るのであれば使わない手はないです。
ここまでの内容を聞いて、借りられる条件や注意点を理解して、計画的に利用する必要性を感じられたよ。
自分に合った奨学金制度を見つけて上手く活用していくと、海外で学ぶこともハードルは高くない！
あと、選択する留学先でもかかる費用の差が大きいことも知らなかった！
人気上位に入っている留学先は、学費が高いところが多いからね。
それに比べて、タイのインターナショナルスクールは、検討しやすい金額だよ◎
タイのインターナショナルスクールの奨学金に関して、条件や注意する点に不安や疑問がある場合は、無料でご相談に乗っています！
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