タイ教育移住の相談に乗っている理由

この記事では、私たちが『教育移住相談に乗っている理由』を詳しくお話します◎

ー 移住について相談したいけど、周りに経験者がいない!
ー 移住のリサーチ、ネットの情報だけだと不安・・・

そんな方に向け、私たちは、教育移住やインター校についての相談を受けています。

経験者であるからこそ、これから移住生活をスタートするみなさんをサポートしたい。

今回は、そんな想いをもつブログ運営メンバー「SAKIさん」の経験談をお届けします。

実際の経験をたどりながら、教育移住相談に乗っている理由や経緯をたっぷりお伝えしていきます!

このブログの読者のみなさん、ラインに登録しようかな?と考えている方も、ぜひ目を通してください◎

実際にタイ移住をした、私の経験と想いをお伝えします!

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目次

日本での子育て おうち英語時代

私は、過去に経験した仕事の関係もあり、幼児教育に興味がありました。

出産後、英語の「耳の臨界期」について意識し、英語の歌のかけ流し・日英2言語での声かけをしていました。

英語での声かけは、ネイティブの発音にこだわらずに行いました。

その理由は・・・

  • 私自身は、これからもネイティブの英語を話せることはない
  • 日常的に英語を聞くことで、子供にネイティブレベルの英語を身に着けてほしい
  • ネイティブではない人の発音を下に見る子に育ってほしくない

このような考えから、ネイティブにこだわらないおうち英語も、子供のためになると考えました。

我が家のおうち英語の目標は、

幼い我が子が、毎日・少しでも・無理なく・楽しく、英語が当たり前にある環境を維持すること。

これを達成するために、帰国子女・国際結婚の経験がある友人を頼りに、現地の子供がみている番組や児童曲を教えてもらいました。

また、その当時、日本で手に入らなかったものは、並行輸入や日本の絵本やDVDを友人に送る事で手にいれていました。

このような工夫をして、熱心におうち英語に取り組む日々が続きました。

私は、下の子(我が家は2人の子供がいます)の成長にともない、幼稚園探しをはじめます。

幼稚園の理想は、「我が子を、子供らしくのびのびと成長させてくれる環境」

当時、私たち家族が住んでいた場所は、学区が良いとされる小学校が2・3校集まる人気の文教地区。

しかし、理想の幼稚園は簡単には見つかりませんでした。

幼稚園さがしでぶつかった壁
  • 教育熱心な保護者の意向を反映した「教育強化型・特化型」の園が多い
  • 理想の教育を行っていても、園外活動などのスケジュールが生活にフィットしない

教育・環境が合う幼稚園がなかなか見つからず、
悩む日々が続いていました。

しかし、最初は候補にすら考えていなかったインターナショナルキンダー(インター幼稚園)が近所にあることに気づきます。

調べてみると、通園のアクセスも良く、「子供の主体性を伸ばすことを大切にしている」との情報を聞き、試しに見学へ。

ちなみに、そのインター園は日本人の子供が6割の環境でした。

英語習得をメインに選んだわけではないので、我が家にはちょうどよく感じられました。

最終的に、「五感や好奇心を刺激する工夫」「バランスの良い保育内容」「先生たちのあたたかい対応」に心を打たれ、入園をきめました。

インターナショナルキンダー(インター幼稚園)での経験

3歳児相応ではありますが、通い始めて3か月ほどでみるみる英語を話すように。

幼稚園では英語、家では日本語の生活がスタートしていました。

そんなある日、アメリカ人の園長先生からこんな言葉をかけられました。

「インター入園までに英語のインプットがあった子なのは見ていてわかる。」
「そうでない子は、この短期間で話すようにはほとんどならないよ。」

お褒めの言葉をいただいた私は、とてもうれしい気持ちになりました。

それと同時に、もっと早くアウトプットをのばしてあげられたら、子供の力をさらに発揮させてあげられたのに・・・と反省したことも覚えています。

このインター園を経験したことで、いい意味で、私と夫の育児観は壊されました。

モンテッソーリを取り入れたインターとの出会い

さらに、インター園での経験は、私たち家族が海外移住を考える大きなキッカケになりました。

それまで上の子の育児は「何を教え、どう導くか」を意識していました。

しかし、モンテッソーリ教育の要素をふんだんに取り入れたインター幼稚園では、多くの学びがありました。

たとえば・・・

  • 家庭と園での対応が地続きであることの大切さ
  • 子供の好奇心や意欲を支えてあげることの大切さ
  • 子どもの力をどう信じて見守るかの重要性
  • 子供たちにどう向き合うか?が周りの大人の役割であること

モンテッソーリ教育は、子供には「自己教育力」があるとして、大人が見守り・サポートしていく教育法。

この考え方を、インター幼稚園では、丁寧に何度もお話ししてくれました。

モンテッソーリ教育に出会う前は・・・

私は、日本のコンサバティブな教育を受け、中学受験を経験してきました。

その影響から、「 何をやるか」というのが子どもの力を伸ばすカギなのだと思い込んでいました。

また、自分の価値観の中心に「偏差値という相対評価」がありました。

そのため、いつも誰かと比べて焦ったり、比較して安心してしまう自分を好きになれないでいました。

それは夫も同じで、彼は、「一番を目指すこと」を常に求められる家庭環境で努力してきた背景があります。

その努力の恩恵として、高い収入は得ましたが、 頑張り続けても満たされないなにかを感じている様子でした。

インター幼稚園と出会えたことで・・・

子供の成長についての価値観が塗り替えられていきました。

夫も、英語を習得した我が子が、さまざまな国の友達・親御さんとも臆せず仲良くなる姿に、頼もしさも感じているようでした。

夫婦の会話に「上の子もこの園に行かせてあげたかったね」という話が出るくらい。

我が子だけでなく、家族にとって、とても良い経験になったと思っています。

早期学習の悩みとインタースクールへの道

我が家では、上の子が中学受験を意識する時期に、早期教育の実態が大きな疑問になりました。

親世代では考えられなかったことですが、周りの子供たちは、早い子だと2~3歳から準備を開始。

これらは、あくまで私と我が家の主観ですが・・・

しかし、その子たちが毎日塾や家庭教師を掛け持ちする姿に、

ー この大変な生活を経て、うちの子は希望する私立に入れるのか?

ー そこまで楽しみを犠牲に勉強することは、子供の本来の力を伸ばすことに繋がるのか?

こんな疑問を、強く感じるように。

そして、インター園に通うお友達が、インター小学校に進学する話を耳にし、日本のインターについても調べました。

しかし、大きく感銘を受けたインター幼稚園のような、子どもの「その子らしさや才能を育てる」だけの設備や環境を整えたインターは、日本国籍の我が家にはハードルが高く感じました。

また、そのようなインターに進学するためには、お受験のように専門の塾に通わせる家庭が多いこと。

そして、家の近くにそのような塾がないことにも気づき、落胆しました。


諦めかけた時、夫が高校時代から知る友人が、海外から一時帰国するので家族連れで会おうと声をかけてくれました。

実際にお会いしてみたところ・・・

そのご家族のお子さんと、我が家の下の子は英語で会話していました。

しかし、おうち英語だけしてきた上の子だけが、つまらなさそうにしている様子を目の当たりにして、

これが今、海外に我が子たちが出た時の現実なんだ
「上の子の英語を、おうち英語だけで伸ばしてあげるには限界がある・・・」

そんなことを感じたことも、印象に残っています。

ところで、私はそのご家族のことを欧米駐在なのかと思っていたのですが、

よくよく聞いてみると、東南アジア駐在でお子さんはインター校2年目だとききました。

当たり前ですが、元来、インター校は外国から来た子ども達のための学校です。

日本のインターに目を向けている間は、そのことが我が家のハードルを上げていました。

しかし、海外に出れば外国人枠の為、インター校への入学のハードルはさがります。

それに気づかされた私は、そこから一気にリサーチを開始しました。

教育移住先をタイに決めたワケ

そんな出会いを経て、私と子供たち3人での移住を開始。下の子はまだ幼稚園です。

最初はとりあえず2・3年行ってみて、日本の中学受験も帰国子女枠で検討するつもりでした。

そこで移住場所について悩みました。

一時帰国などの移動時間と私の英語力も考えると、欧米やオーストラリアもハードルが高い・・・

シンガポールや香港はインターや生活費が高額。

そんななか、私たちがタイに決めた理由は・・・

  • 東南アジアの子供に優しい環境
  • インターナショナルスクールが多い
  • 日本人が多く日本の物が手に入りやすい
  • 日系の習い事も豊富に存在している

7年前、下見に向かった時は、大都会のバンコクに圧倒され、教育移住のイメージがあまり浮かびませんでした。

また、上記の理由に加え、バンコクには日系の美味しい飲食店の多かったのです。

これは、「日本の味をしっかり教えながら育てたい」と思っていた私にはピッタリでした。

さらに、母子移住は、「私が病気になった時に、子供たちのお世話をどうするか」という課題もありました。

その点についても、タイにはお手伝いさん文化があり、とてもありがたく感じたことを覚えています。

タイでのコロナ禍を経験・転校

タイにきて、子供たちは嫌がる日は1日もなく元気に通学する日々を送っていました。

家ではおうち英語に取り組みながら、インターに通う日々。

低年齢の子がいるから、と最初は日本語の授業のあるインターに通わせていました。

この選択で、日本人クラスメイトが何人かいたことが、子供たちの大きな助けになったと思います。

ある程度の生活環境が整い、私がタイ語も少しわかるようになって楽しくなってきた頃。

2019年3月、ついにタイでも、新型コロナによるロックダウンが始まりました。

約2年半のうち、長い時には約半年も学校に通えなくなり、授業はすべてオンラインに。

一人一台パソコンを買おうにも、デパートすら開いておらず、日本から取り寄せに苦労した記憶があります。

学校はおろか、 近所の遊び場にも出られない小さい子どもたちとの生活。

スーパーへの買い物は一家で一人のみ、という厳しい規制。

子供達の授業はオンラインになり、私はその間もつきっきりに。

食事も必ず3食準備し、すべての家事もこなさなくてはいけない。

通いでお願いしていたお手伝いさんは、患者の多いバンコクから地方に避難していたため、全ての家事育児を担いながらの生活が続きます。

ー 自分がもしコロナに罹ったら、子供達はどうなるのか・・・

ー 日本にいたら学級閉鎖はあれど、半年も学校に行けないなんてことにはならなかったのに…

と、不安だけでなく、子供達にも申し訳ない気持ちに苛まれました。

時には、会社からの退避命令で、一時帰国・本帰国をする駐在家庭の友人たちを羨ましく思ったこともあります。

子供たちの成長にも影響が・・・

子供たちは、学校に通えずアウトプットの機会が少ないためか、英語も思うように伸びていきません。

日本語と英語・タイ語の授業や、宿題に必死についていく我が子にとっても、想像以上に負担が大きいようでした。

夜中に泣き叫んだり、兄弟喧嘩が増える様子をみながら、このままでいいのか?と悩みました。

最初に入った学校は、アカデミックに定評はあるものの、やや詰め込み教育的な要素も目立ちました。

私が子供と海外に出た理由は、「子供時代は、子供らしくのびのび。受験をしないで過ごさせたい」

そんな想いとは裏腹に、苦悩の日々が続きました。


移住後、1年を目処に転校する予定でタイに来たものの、転校先の見学もコロナ禍で中止している学校ばかり。

2年目に突入し、諦めることなく10校近くの学校とやりとりをしました。

ようやく、のちに通うことを決めたインター校を含め、いくつかのスクールの見学にも行くことが叶いました。

しかし、コロナの影響でたくさんの子供たちの英語が伸びなやんでいたのです。

そのため、インターのEAL(英語補修クラス)を卒業できない子供が増え、先生の空きがない事態に。

結局、さらに数ヶ月、入学を待つことになりました。

しかし、自分の子供をこれから入学させるインター校として考えたとき、

我が家にとっては残念な出来事でしたが、選んだインター校の生徒への責任と愛情を感じました

転校した後、それは我が子にもまた享受できた愛情であったと実感しています。

私にとってコロナ渦、孤独な育児のなか、このインター校は大きな心の支えとなりました。

いろんな相談を受けるように

コロナ禍での移住生活を経て、インター校についての相談を受けるキッカケがありました。

「ずっと国籍調整で日本人の入学が難しかったインターが、コロナの影響で変わってきたみたいなんだけど・・・」

駐在員家庭の友人とランチをしているとき、何の気もなく乗った相談がそのできごとです。

私が聞いた悩みには、こんなものも。

幼稚園までのインター で、小学校は日本人学校ではなく、インターを検討している。

でも帰国後の事を考えると、日本語の授業があるインターは魅力。

でも、日本人だらけだと英語が伸びないってきいて迷っている。

こんな内容の、今でも聞かせていただくことが多いお悩みでした。

私はそれに対し・・・

  • 「英語で学ばせる!」ではなく、どの程度の英語を求めているのか?
  • 英語は関係なく、どんな子育てをしたいか?

など、いわばカウンセリングのようなことをしながら、私の身近な人から聞いたさまざまなインターの保護者の声などをつたえました。

相談にのりながら、自宅ではインターへの訪問・面談経験者のブログなどに目を通していました。

しかし、それぞれの主観が強いものが多く、また数年前の情報だと、システム・校長が変わって方針が違うことなども問題だと感じました。

そのような相談にのっていくなか、コロナ禍がおちついてきます。

元々移住を検討していた人たちが、私のようなまだ少ないタイ移住の経験者の話をききたい、と紹介を通じて話をきくように。

このような経験と、駐在家庭のブログを拝見するなかで見えてきたのは・・・

  • 移住者と駐在家庭の目標やメリッ ト・デメリットの違い
  • 移住希望者と望む子供像がちがうこと

また、自分と家族の経験として・・・

  • コロナ禍を経て、長期移住が我が子たちにはよさそうだと判断したこと
  • 子供たちの日本語が英語に比べて伸びず悩んだこと
  • 帰国子女受験の塾では、移住者キッズとはニーズが違うと感じたこと

こんな経験ベースのお話しする機会も増えました。

さらに、私もまだ模索中ではあるものの、日本語のフォローなどの相談にものるようになりました。

これが、私がタイ教育移住・インターナショナルスクールの相談に乗るようになった背景です。

タイ教育移住の相談に乗っている理由

このような背景・想い・経験を持って、いまはタイ教育移住の相談にのるサービスを行っています。

それは・・・

5年以上、我が子の変化・それによる悩みの変化を体感してきた経験者だからこそ、

これからくる人たちには、遠回りしてほしくない。

せっかく、たくさんのお金をかけて移住するなら、幸せで学びの多い移住をしてもらいたい。

私は、そんな気持ちで、移住・インターナショナルスクールについての相談を受けています。

この記事を読んで、少しでも「相談してみようかな」を思って下さった方は、ぜひラインを登録してくださいね◎

相談はもちろん、移住に役立つ情報も発信していきます♪

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