この記事では、インタースクールが義務教育になるのか?など、必須の知識をたっぷり紹介していきます◎
子供の将来に「英語を活かして活躍してほしい!」とインターへの入学を考えている方。
小学生まではインタースクールを検討中。でも中学からは日本かな?
このように、日本の義務教育期間とインタースクールとの関係について気になることはありませんか?
インタースクールから日本の教育に切り替える際には、注意点も多くあります!
そこで今回は、インタースクールが義務教育扱いになるか?など、インターで必須の知識について紹介します◎
インタースクールを目指す前に、まずはチェックしてみてくださいね♪
インタースクールは義務教育扱いになる?
それではさっそく、インタースクールが義務教育扱いになる?という疑問を解決していきましょう◎
例えば、小学生まではインタースクールに通っていて、将来の進路として日本の大学を目指したい場合・・・
日本の中学校を受験したい!
国内の小学生と同じ受験と考えても大丈夫ですか?
結論からお伝えすると・・・
日本では、インタースクールを卒業しても義務教育を修了したことにはなりません。
つまり、上記の例の場合、小学生までのインターを卒業しても、中学受験資格はあらためて取得しなければなりません(学校や自治体により例外あり)。
義務教育との関係は知っておかないと困りますね
インタースクールや義務教育にならない理由を知りたいです!
インタースクールの基本から解説していきます♪
インタースクールの基本知識
それでは最初に、インタースクールについて基本的な知識をシェアしていきます。
インタースクールは英語の授業なんですよね!
まずは、インタースクールの教育についてみていきましょう◎
国内のインタースクールは、もともと日本に住む外国籍の子供を対象とした教育施設として誕生しました。
そのため、インターでは海外の主要なカリキュラムをベースとした教育を行っています。
なるほど、日本の教育方針とは違うってことですね。
インターは、海外の学校に対応できる内容を学んでいく施設です◎
このように、日本では「英語」のイメージが先行するインターですが、学ぶ内容にも大きな違いがあります。
インタースクールは、「英語を学ぶ」場所ではなく「英語で学ぶ」場所という認識が重要です
インタースクールが義務教育にならない理由
次に、インタースクールが日本の義務教育扱いにならない理由を解説します◎
日本の義務教育は小学校からの9年間ですよね♪
ただし、義務教育を受けたと認められる学校には限りがあります!
日本の法律では、義務教育を受ける場として「学校」であることが定められています。
学校とは、幼稚園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、大学及び高等専門学校とする。
学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)より出典
しかし、一部を除いたインタースクールは、一条校には分類されません。
国内の多くのインタースクールは、いわゆる学習塾と同じ「各種学校」の分類に該当します。
つまり、インタースクールは日本における一条校とは認められないため、義務教育の対象外となります。
日本の普通学校や大学を目指すなら、注意が必要ですね!
ここまでは、インタースクールと義務教育との関係について解説してきました◎
ちなみに、国内のインターから一条校への入学を目指す場合、『ダブルスクール』という手段が取れる場合があります。
次は、そのようなインタースクールを目指す際に知っておきたい知識をシェアしていきます♪
注意点も紹介します!最後まで参考にしてくださいね
インタースクールで知らないと困る知識とは?
それではここから、インタースクールについて知らないと困る必須の知識を紹介します◎
インターが義務教育に該当しないことは理解できました!
ほかにも知っておくべきことはある?
ここからは、入学検討中の方に向けて必須の知識をシェアします◎
インタースクールと義務教育の両立
インターに行かせたいけど、やっぱり義務教育の対象外なのは心配・・・
地域・自治体により両立が可能な場合もあります◎
インターを目指す前に、卒業後の進路やゴールを決めておくことは大切です◎
ただし、「子供の希望が変わった」「インターが合わなかった」などのケースに備えて、義務教育課程も修了しておきたいと考える方は多いですよね。
日本人のインタースクール生が義務教育課程も修了する手立てとして『ダブルスクール』が挙げられます。
ダブルスクールの可・不可
ダブルスクールが可能かどうかは、お住まいの地域の自治体で確認することが必要です。
自治体の方針により、ダブルスクールが認められない・体験入学にもインターの退学証明が必要になるといったケースもあるので、事前にしっかり調べておきましょう◎
インタースクールのカリキュラム
ここからは、インタースクールのカリキュラムについてみていきましょう◎
国内のインタースクールでは、国際的なカリキュラムを採用しています♪
- 国際バカロレア(IBカリキュラム)
-
- IBとはInternational Baccalaureate(インターナショナル・バカロレア)の略。
- 学業に加え、ロジカルシンキング・リサーチスキル・創造性といった視点から評価
- 2023年時点で159以上の国が採用している教育カリキュラム
- ケンブリッジ国際
-
- 世界的に人気があるイギリス式の教育課程
- 学習段階が細かく分かれている(幼稚部・初等部・中高等部・大学進学準備課程)
- 主に、イギリスの大学入学統一試験(A-Level)に向けた学習内容がメイン
複数のカリキュラムを併せた教育をしているスクールも!
インタースクールを選ぶ際は、費用・校風・国籍などと一緒にカリキュラムも比較してみましょう◎
インタースクールでの教育について気を付けるポイント
この記事に挙げてきた義務教育との違い・カリキュラムの多様さは子供の将来に大きく影響します。
日本の学習指導要領とは、評価・求められる能力も異なることから、子供の価値観や常識にも影響するでしょう。
また、多くのインタースクールでは日本語教育が不足する傾向にあります。
インタースクールは魅力的ですが、入学前に将来の進路や目的をクリアにしてから選ぶことが大切です◎
インタースクールを目指すなら明確なゴール設定を◎
この記事では、インタースクールが義務教育対象外である理由や必須の知識を紹介してきました。
インタースクールに通う場合、子供の進路や将来についてしっかりゴール設定をすることは大切。
ただし、義務教育との関係性を身に着けておくことで、日本の学校への進路変更にも備えることができます。
インタースクールの知識と併せて、日本の教育制度についてもしっかり抑えておきましょう◎
子供と家族にフィットした進路をみつけてくださいね♪
コメント