この記事では、STEAM教育とは何か、おうち英語で学ぶ方法を紹介します。
最近、「STEAM教育」ということばをよく耳にしませんか?
聞いたことはあるけど、結局なんの教育か分からない……
これからの時代を生き抜くために必要な能力を学ぶ教育なんですよ!
グローバル化が進む世界でお子さんを将来困らせたくない!
そのためには、このSTEAM教育と英語教育が必要不可欠なんです◎
今回はSTEAM教育とは何か+おうち英語でSTEAM教育を学ぶ方法をみなさんにシェアしたいと思います◎
STEAM教育とは?
早速、STEAM教育とは何か説明しましょう。
STEAMとは、科学・技術・工学・芸術/リベラルアーツ・数学の英語表記の頭文字をとったもの。
言い換えれば、STEAM教育とは、科学・技術・工学・芸術/リベラルアーツ・数学といった分野を学んでいく教育のこと。
科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)。芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学びです。
引用:STEAM教育って? | STEAM JAPAN
注目すべきポイントは、理数教育に教養・クリエイティブを組み合わせている教育だということ!
「融合」がキーワードということですね!
日本の大学でもSTEAM教育に力を入れているのを見ると、国際競争力を身につけていくためにも必要ですね。
私が住んでいるタイのインターナショナルスクールでもSTEAM教育に力を入れている学校があるんですよ◎
STEAM教育を学ぶ理由
2011年、当時のアメリカ大統領だったオバマ氏が“STEM”教育の重要性を説いたことをきっかけに注目されるようになりました。
- STEM教育とは?
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STEAM教育からA(芸術・リベラルアーツ)を抜いた教育のこと。
科学・技術・工学・数学教育に注力することで世界で通用する能力を身に着けていく。
STEM教育もSTEAM教育も目指すところは同じ!
グローバル社会で生き抜く力を身に着けることです。
IT化が進み、新しい技術がとてつもないスピードで次々と生まれるこの世界。
ChatGPTやIoTの技術発展が目まぐるしいですよね……
正解がひとつのものはAIやロボットによって解決できてしまうんです。
また、移り変わりが激しく将来が予想しづらいVUCAな世の中。
- VUCAとは?
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Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)
この4つの単語の頭文字をとって作られたことば。
変化が激しく、先が読めない時代を指している。
変化が速いからこそ正解もどんどん変わっていきます。
しかも、その正解はひとつではなく、自分の納得がいく正解を見つけなくてはなりません。
つまり、正解のない課題をいかに解決していくか=課題解決力が必要なんです◎
そのためには一つの専門性だけではなく、いろいろな知識の「掛け合わせ」が大事になってきます!
そして、新しい技術は自ら学び、自ら使えるようになっていかなければなりません。
ただ何かを教わるのではなく、自ら考えて解決に導いていくことが重要ということですね!
では、実際に世界でどのように学ばれているのか見ていきましょう。
世界の取組事例
日本に先駆けて、世界各国で取り入れられていたSTEAM教育。
特にアメリカは国家戦略としてSTEAM教育を推進しています。
ここではアメリカの取組事例をいくつか紹介しましょう。
- 教科書を使わず、課題解決型STEAM教育を実施している公立高校
High Tech High - 高校生がキューブ型の人工衛星「CubeSat」の試作品のデザイン・制作に挑む
CTE Mission: CubeSat - 実際に展示に触れたり実験したりSTEAM体験ができる博物館
Exploratorium
体験できる博物館、大人も楽しめそう!
日本でも国を上げてSTEAM教育に取り組もうとしているんですよ!
文部科学省が新たな価値を生み出す人材を育成していこうと教科を超えた学習推進の方針を示しています。
では、日本の取組事例もいくつか紹介しましょう。
- STEAM教育をはじめとした教育に注力し科学技術人材を育成する
スーパーサイエンススクール(SSH) - おうちでも取り組めるSTEAM教育学習を検索することができる
STEAMライブラリー - こどもたちの「やりたい!」「知りたい!」を検索することができる
たのしくまなび隊
世界で教育の最前線となっているこのSTEAM教育。
世界中の人々と対等に課題解決に取り組むためには、もうひとつ重要なスキルがあります。
あ!英語ですね!
正解です◎
コミュニケーションをとるためには英語力が欠かせませんよね。
ここからは、将来社会を担っていく子どもたちにぜひ取り組ませてあげたい!
おうち英語でSTEAM教育を学ぶ方法をご紹介していきますよ♪
STEAM教育 おうち英語で学ぶ方法紹介
STEAM教育が世界中で注目され、これから重要になる教育だということがご理解いただけましたか?
はい!でも、英語もやらないといけないんですよね……
いろんなことを一気にできない!
あれもこれも手を出すと子どもの負担になりそう……
こういった不安を抱えている親御さんも多いのではないでしょうか?
大丈夫です!おうち英語でSTEAM教育を学ぶことができますよ◎
ここからはSTEAM教育をおうち英語で学ぶ方法をご紹介!
おうちで学ぶ際に大切なのは「楽しむ」こと◎
これからおうち英語に取り組む方もぜひ参考にしてくださいね。
STEAM教育×おうち英語は難しくない!
楽しみながら教育していくのは分かりますが、どんなことをすればいいんでしょうか……?
難しく考える必要はありません!
お子さんの興味に合わせて教育を行っていきましょう◎
子ども向けのSTEAM教育図鑑もたくさん出版されていますし、Amazonでも購入可能です。
おすすめ出版社
また、YouTubeでも子ども向けのSTEAM教育動画を見ることが可能!
- sensoryとは?
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その名のとおり触覚、味覚、嗅覚、聴覚、視覚などの「感覚」を使って遊ぶこと。
例:小麦粉と水をこねて遊ぶ
プチプチの緩衝材で遊ぶ
新聞紙をくしゃくしゃにして遊ぶ など
幼稚園や3歳以下のお子さんでも楽しめるSTEAM教育へのステップに。
海外の子どもたちにも大人気の2チャンネルはこちら!
ほかにも、取り組み方を動画や写真で載せてくれている海外のインスタグラマーも多いんです!
インスタはよく見ているのでありがたい!
オススメを教えてください!
オススメはこちらの5つ!
では、実際に取り入れやすい具体例をそれぞれご紹介していきます◎
S サイエンス 学ぶ方法
「科学」、「実験」と聞くとハードルが高いイメージがあるかと思いますが、実は日常に科学は溢れています。
チャレンジしやすいサイエンス×おうち英語の取組例はこちら♪
大人も一緒に楽しめる実験ばかりですね!
T テクノロジー 学ぶ方法
テクノロジーはプログラミング思考や論理的思考、課題解決力を身につけていくことが目的。
プログラミング言語ではなく、考え方を身につけていくイメージです◎
テクノロジー×おうち英語の取組例はこちら♪
マインクラフトなどプログラミング思考を学べるゲームもたくさんあるんですよ♪
E エンジニアリング 学ぶ方法
エンジニアリングといえば、設計などを思いつく方も多いと思います。
その根底にあるのが組み立てていく力・空間を把握する力です◎
おもちゃを使って取り組みやすいエンジニアリング×おうち英語の取組例はこちら♪
できたときの達成感もありそうですね!
A アート 学ぶ方法
アートはSTEAM教育の中で一番イメージしやすいものではないでしょうか?
お子さんと一緒に美術や音楽にチャレンジしてみましょう!
アート×おうち英語の取組例はこちら♪
段ボールや紙コップなどを使って楽器を作るのもSTEAM教育ですね!
M 数学 学ぶ方法
数学と言っても、まずは「数字」を身近に感じてもらうことが重要◎
先ほどご紹介したNumberblocksのYouTubeを見たり、数字をたくさん使うような遊びを取り入れましょう!
数学×おうち英語の取組例はこちら♪
STEAM教育もおうち英語も遊びの中で学んでいくことができますね♪
おうち英語で楽しくSTEAM教育に取り組もう!
この記事では、STEAM教育とは何か、おうち英語で学ぶ方法を紹介しました。
多様性を大事にする世の中で過ごしていくためにも、重要なポイントがたくさん詰まっている教育だということをおわかりいただけましたか?
STEAM教育って難しいものだと思っていたけど、取り入れやすいものがたくさんでした!
最後にSTEAM教育のおさらいです。
そして、大事なポイントは「お子さん自身に考えてもらうこと=自主性」です。
お子さんの視野を広げたり、課題解決力を養っていくためにも、どんどん取り入れていきましょう!
みなさんの素敵なSTEAM×おうち英語ライフを応援しています◎
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